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DAYS JAPAN 2013.4月号&NNNドキュメント'13 [book]

 

 

まだ全部をしっかり読めてはいないのですが、
気になった情報があった。

たらちねの事務局長さんである
鈴木薫さんの記事の中で、
いわき市の教育部長が、子どもたちの保養について
「必要ない」と話しているとか。

これがいわき市としての見解なのか、
福島県としての見解なのか、
教育部長個人の見解なのかはわかりませんが、
必要ないという根拠は何なのでしょう。

・・・理解できません。

 

先日、NNNドキュメント'13の
3.11大震災シリーズ
「10年後のボクらは… 震災を生きる高校生たち」を
見ました。

岩手の女子高校生。
宮城の男子高校生。
福島の男子高校生。

彼らは復興を、未来を信じていました。

中学生、高校生というと
自分の将来について具体的に考え始める時期、
進路を決めていかなくてはならない時期です。

彼らは、自分の生まれ育った町に
強い想いを持っていました。
大学進学で地元を一旦離れても、
就職する時は故郷へ戻ってきて
自分の町のために働きたいとか
福島の男の子が暮らす町では
震災前までは、東電で働くことがいいと
されていたそうで、
彼は進学するつもりではなかったのですが、
震災後、教師になりたいと思い、
大学へ進学することを決めました。
自分の母校で教壇に立ちたいと、
本当に未来を信じ、進んでいるのです。

被災した中学生、高校生たち。

彼らは私たち大人が思っている以上に、
自分たちが未来を担っていくのだということを
自覚しているように思います。

そんな彼らの想いを知ると、
「保養は必要ない」という大人や、
情報を隠蔽して嘘ばかりつく人間たちに対し、
やはり怒りを感じずにいられません。

2年経とうとも、今でもあの日を想い
涙を流しつつ、それでも未来を信じて
歩んでいる彼らの気持ちを考えてみてほしい。

そんな子どもたちの気持ちもわからない大人たちに
復興など為せるはずがないと思います。

子どもたちに復興を任せた方が
よっぽどいい街になるような気がします。
冗談ではなくて。

 

 

DAYS JAPAN (デイズ ジャパン) 2013年 04月号 [雑誌]

DAYS JAPAN (デイズ ジャパン) 2013年 04月号 [雑誌]

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: デイズジャパン
  • 発売日: 2013/03/19
  • メディア: 雑誌

 

 

◆ NNNドキュメント'13

 


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