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ちょっと思ったこと [etc.]

賛否両論ある某ドラマ、
私は見ていないのであれこれ言える
立場にはないと思いますので、
ドラマの内容については置いておいて、
どちらの立場であれ、
大人が前面に出るのは違うのでは?と
思いました。

一番意見を言えるのは、
現在、養護施設で暮らしている子どもや、
里親さんの元で暮らしている子どもでしょう。


もちろん、子どもの心を傷つけたくないという親心、
大人の考えもわかります。
でも、傷つくことが必ずしも
その子に悪影響なのかと考えると
悪影響な場合もあるでしょうけれど、
私は自分の経験、いじめられた経験から、
いじめられて辛く悲しい思いをしたから、
人には優しくありたい。
自分はいじめをするような人間にはならないと
思えるようになったのかな?と
思っているので、
今だから言えるのかもしれませんが、
いじめる側ではなく、いじめられる側で良かったと思いますよ。
もちろん、いじめを肯定するものでは
ありません。
傷ついたからわかったこともあったということです。


つまり、自分がした経験、
それが辛かったり、苦しい経験でも
そこからどう学ぶか、学ばないか、
どう活かすか、または活かさないか、
どう乗り越えるか、乗り越えないかは
その人自身の考え方しだいという部分も
多少はあるように思うのです。


でも当事者となる子どもたちの声として、
ドラマの放送を止めてほしいという声が多いのなら、
止めるべきでしょうし、
大人があまり前に出過ぎるのは、
違和感を感じます。


ただ、ドラマの内容云々より、
テレビ局の対応が少し傲慢な気がします。

説明を求められたら、
少なくとも実在する関係施設、
関係者には丁寧に説明するべきでは?
それを、説明もせず、
最後まで見ろというのは傲慢な気がします。


あのテレビ局は、ジブリとも深い繋がりがありますが、
もし、ジブリだったら
そういう対応をするでしょうか。

また、ドラマであろうと映画であろうと、
製作する際に関係箇所、関係者をきちんと取材したり、
十分調べたりするのは当然だと思いますが、
その点はどうなのでしょう。


それから、ドラマと映画が違うのは、
映画は、最初が気に入らなくても
とりあえず最後まで見るでしょうし、
最初だけ見てすぐに席を立つような人は、
あまりいないと思いますが、
ドラマは、一話目を見たからと言って
皆が最終回まで全て見るとは限りません。
なので、いくら最後に素晴らしい結末があったとしても、
それが必ずしも皆に届く、
制作側の意図が必ず伝わるというわけではないことも
あると思うのです。


制作側の意図、伝えたいことが伝わらなかったとしたら…。
視聴者が、視聴者の勝手な解釈のまま
ということになるのでしょう。


ジブリ作品の製作の裏側なども
特集している局ですが、
作品を作る上で何を大切にすべきなのか、
宮崎さんや、高畑さん、ジブリから学んでいるのでしょうか?



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