三陸鉄道 全面復旧

2014年4月6日、北リアス線、南リアス線
全線復旧しました。

震災直後の状況を見たら、
3年で全線復旧できるとは、
失礼ながら思えませんでした。
でも、震災後すぐに赤字覚悟で
一部区間、無料運行させたんですよね。


息子が鉄道好きのため、
震災前からもちろん三鉄のことは知っていましたし、
乗りに行きたいと息子も話していました。

そして一昨年、乗ることができました。


よく3年で全線復旧できたなぁというのが
正直な思いです。
この日が来るまで、
望月社長、社員の皆さん、地元の方々の

御苦労は如何ばかりだったか…
とても計り知れません。


そして、日本全国、鉄道ファン以外からも、
海外からも
沢山の支援、応援があったと思います。

被災したとはいえ、
何故、一地域の鉄道にこれほどまで
支援や応援があったか、
それは、三鉄がただ人や物を運ぶだけではない、
愛される鉄道だからではないかと思います。



地方では、今も赤字路線が廃線になってしまったり、
廃線の危機を何とか乗り越えてきたりしています。

一度、廃線になったところに
再び列車が走ることはほとんどありません。

三鉄も、あまちゃんブームがあったり
今は大きく取り上げられていますが、
沿線地域にお住まいだった方々で
お家が被災してしまった方々は、
高台へ移り住まざるを得なかったりして、
かつて三鉄を利用していた人も
車でなくては移動ができない環境になっていたりします。

地元の利用客が戻らないと、
三鉄の経営も厳しいことでしょう。

そうなると、やはり当面は観光での集客が
頼りになるのだろうと思います。

一時だけでなく、
これからも継続して
皆さんに訪れてほしいですよね。
私もまた息子と乗りに行ったり、

イベントに参加したりしたいです。


よく言われる言葉ですが、
鉄道は、人の思いも運び、
誰しも何かしら、鉄道を通じた思い出がある、
それくらい私たちの生活と

深く繋がっていると思います。


この記事を作成していたら
こんな記事を見つけました。
自分が綴っていた内容とリンクする部分があり、
やっぱりそうなんだと思いました。


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140406-00000003-maiall-bus_all



それから、今もまだ繋がれないでいる場所もあります。

その一つは、常磐線です。
原発さえなければ、とっくに走っていたのに…
線路はあるのに繋がれない、
悲しいことです。