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参議院予算委員会質疑 [etc.]

午前は、大事なところで
国会中継は終わってしまいました。

集団的自衛権についての集中審議。
福山議員の説明のほうが、
客観的に聞いていても説得力があります。
そして、機雷の掃海は武力行使であると
安倍総理もはっきり仰いました。

福山議員が用いたパネルは分かりやすかったのですが、
安倍総理の説明は、何度お聞きしてもわかりづらく、
福山議員は、
今後、自衛隊や私たち国民が直面するかもしれない、
現実に起こりうる事象を想定し、
安倍総理に質問されているのですが
総理が仰っていることには
疑問や矛盾ばかり感じるのです。

「なるほど、それなら安心で、納得です」
という納得感が全くないのです。


憲法9条では、国際紛争解決の手段として
武力の行使は禁じられています。
そもそも、
限定的であればいいということではありません。
限定的であろうとなかろうと
安倍総理自らもお認めになりましたが、
機雷掃海は武力行使に当たりますから
日本が攻撃をされていなくても
武力行使ができるということじたい
憲法違反としか読み取れないのですが
どう解釈したら
9条で認められると解釈できるのでしょうか。


集団的自衛権行使容認の諸問題は
本当に大事な問題なので、
午後も家事をしながら注視していきたいと思います。



そういえば、フランスでの軍事パレードに
自衛隊も初参加したこと、
あまり大きなニュースになっていませんが、
日本には軍隊は存在しないはずですよね?
何故、軍隊ではない自衛隊が
招待だとはいえ軍事パレードに参加するのでしょうか。



【追記 国会中継を見て】


物事には必ず、その良い面とそうでない面があり、
何かを新たに行えばそれに付随して
大なり小なり問題点も見つかるものだと思っています。
何の問題もありません、
良い面しかありません、などということはないはずです。

そういったことからも、安倍総理には
ご自身が信念を持って進めていくというのでしたら、
集団的自衛権の行使により
生じる恐れのあるリスクについて、
世論や国民からの反発を恐れず、逃げずに
正直に、丁寧に説明するべきでしたし、
その責任を果たさなければならないと思っています。

起こるかもしれない危険な状況というものの
想定があるから、解釈改憲してまで
集団的自衛権の行使容認を
急いで閣議決定したのでしょうし、
逆に様々な危険な状況を想定していなかったとしたら
それはそれで問題です。
あらゆる可能性を想定していなければ
防衛、安全保障の問題に
取り組めるはずがないのですから。


原発事故での政府の対応、
民主党政権でしたが、
あの時に、情報を隠蔽するというのは
問題をさらに大きくし、被害を拡大させる
だけということを経験したのですから、
その失敗から学ばなければなりません。

国民の命を守らなければならないとき、
危険なことこそ、きちんと情報提供しなければ
私たちも正しい判断ができません。

都合の悪いことは言わない、
隠したままでいいという政府の姿勢は
国民の命を守ることには
絶対にならないと思います。


国民に理解を求めるのであれば、
覚悟しなければならないことは
覚悟しなければならないと
正直に、丁寧に説明しなければなりませんし、
リスクを隠せば、
後々、何かあったときに政府に対し、
さらに大きな不信感を
生むことになるのではないかと思っています。



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