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日本人として [etc.]

ヨルダンのパイロット、ムアーズさんと、
後藤さんが無事に解放されることを望みます。


日本政府はトルコ政府にも
協力を要請しているとのことですが、
トルコは大変な親日国。
トルコの日本への信頼は、
先人が築き上げてきたものでもあります。
何とか、トルコ政府に力を貸していただきたい。
トルコ、トルコの国民に何かあったときには、
必ず手を差し伸べますから…

国、国民同士の信頼関係というのは
今日、明日でできるものではありません。
でも、信頼関係が崩れるときは
いとも簡単に崩れてしまいます。


日本の欧米に偏った、ものの考え方や外交に
以前から私は疑問を感じていました。
日本は日本として常に自立した考え方、
中立的な立場であるべきだと考えます。
これは、拘束されている後藤さんも
考えていらっしゃったようです。

だから自衛隊が国際的な活動を行う場合は、
人道支援に限った活動にしてもらいたい。
銃を人に向けることができるようには
絶対になって欲しくないと
集団的自衛権の行使容認の話が出たとき
強く訴えました。

安倍さんは、暴力、武力には武力で対応する
というアメリカ的考えのもと、
法整備を進めようとしています。
しかし、自衛隊がどんな事情であれ
武器を持ち、人に向けるようなことをし始めたら
どれだけ大きなものを失うか考えた方が
いいと思います。


日本、日本人を信じている
中東の国々の国民からしたら、
自衛隊は自衛隊である前に、「日本人」なのです。

日本から一歩、外に出たら
どんな肩書きがある人も
その肩書き以前に「日本人」なのです。

様々な国で、いろいろな方が築き上げてきた
「日本人」としての信頼を裏切らないためにも
日本政府は、
もっと国として成熟しなければならないと思います。
全てにおいて、甘い。

だから、今回のような事態が起きることも
予想できず、バタバタすることになるのです。


安倍政権も世間も中国や韓国、ロシアからの
脅威ばかり声高に叫んでいた頃、
私はそれよりも、テロリストのほうが
よっぽど脅威だと、ここで訴えてきました。

目の前のことや隣国のことばかりに気をとられ、
広く大きな視点で物事を見ることができない
日本人の悪いところであると思います。


私が憂慮していたことが
こんなにも早く現実になる日が来てしまったことは
非常に残念で仕方ありません。

日本は平和で、他所の国のことは知らないなんて
もう私たちはそんなのんびりしていられる
立場にはありません。


本当に平和を望むのであれば、
日本が、日本人が世界の中でどのような
考えを持ち、どのような立場であるべきなのか、
考える必要があるかもしれません。




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