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映画「バケモノの子」 [cinema]


やっと観に行ってきました。

事前に何も情報を入れずに観たので
蓮の家庭の事情なども知らなくて
うちも親の勝手な都合で、
息子は父親と離れて暮らさなくてはならなくなったので、
息子も私の知らないところで
一人、泣いたりしていたのだろうかと考えたら、
最初から涙が出てしまいました。


イマドキの子ども、蓮が
たくましく成長していく姿を見ながら
息子にも困難を乗り越えながら
強く優しく生きていってほしいと
思わずにいられませんでした。


強くあるためにも
優しくあるためにも
必ず愛情が人を育んでいくことを
あらためて感じさせてくれました。

親としての視点だと、
本当に子どもが大変なときに
自分の命に代えても子どもを守る覚悟があるかどうか。

子どもを持ってから、親も子どもに育てられ、教えられ、
親として成長したり、目覚めていくのかもしれませんが
でも、子どもを持ちたいと願うなら
やはり、どんなことがあっても
自分が子どもを守るんだという気持ちは
あったほうがいいと思いますね。

逆に言えば、そういう気持ちが全くないなら、
まだ子を持つタイミングではないと思います。

作品の中で、
蓮が年齢のわりに大人びてる子だったから
熊徹とやっていけて、
熊徹も人を見る目があったから、蓮を選び、
九太(蓮)に学ぶ部分もありましたが、
現実の9歳の子どもでは、
熊徹とやっていけないでしょう。


常識的で、お育ちも良い人間が
必ずしもいい人間になるわけではないというのも
描かれていたように思います。
荒くれものの熊徹との対比でしょうね。
都会に住む蓮や楓の家庭環境は。

人間の強さや優しさは
お金で買えるものでも、
いい生活から得られるものでもなくて
周囲からの愛情を受けながら、
人に傷ついたり、人の心を傷つけたりして
自分の心で傷みを知りながら、
身についていくのかなと感じます。


また、じっくり観たい作品です。




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