「ほんのちょっと」の油断

 

先日、勤務中に
ちょっと気になったことがありました。

お店の外で窓清掃をしていた時、
自転車の後ろに３歳くらいのお子さんを
乗せたお母さんが来店されました。

すると、お母さん、自転車を停めて
お子さんを後ろに乗せたまま
お母さんお一人で、お買い物に行かれて、
急いで戻っては来たのですが、
実は、ちょっと危なかったんです。
お母さんは何も知らないと思いますが・・・

３歳くらいの女の子、
手に持っていた何かを落としてしまったらしく
後ろの座席に座ったまま
座席の下の方を覗き込むようにしていて、
もしバランスが崩れたら、
自転車が倒れてしまいそうだったんです。

お母さんが、お子さんを置いて
買い物へ行かれた時、
私はお子さんが心配で心配で
掃除どころではありませんでした。
一応、目を離さずにお子さんを
見ていましたが、
何事もなくて本当に良かったです。

お母さんの、すぐ戻って来るから
ちょっとくらい置いて行っても・・・の
お気持ちもわかるんですよ。
私も子育てしてきてますから。
買うものが決まっていれば、
子どもを連れて行くよりも
ササッと自分一人で買い物をした方が
楽ですしね。

でも、
子どもが小さいうちは、
何をするかわからないですから、
ちょっと連れて行くのが面倒だなぁと
思っても、できれば置いて行かないで
欲しいんです。ほんのちょっとの時間でも。

「ほんのちょっと」その油断で起きた
事故、事件が今までどれだけあることでしょう。

リスクというのは、色々な所に潜んでいて
親の意識次第で、防げる危険はたくさんあるので
お子さんが小さいうちは、
ちょっと注意していたほうがいいのかな？と思います。

ただ、危ないとか痛いことを子どもが知るのも
大事なことだと思うので
過保護になりすぎず、
親の見守る目の中で、例えば遊びを通して、
そういった体験をすることはいいと思うのですが、

命に関わるようなことは、
何かあってからでは遅いので、
お子さんの安全を一番に考えて頂けたらいいなと
思ったのでした。