青森・岩手 夏旅行1日目 [odekake]
2012.08.21(tue)
東京駅で、両親と待ち合わせ。
朝7時前の新幹線で東北へ出発。
東北にまつわるラッピングが可愛いんです
全種類ではありませんが、
少し、ご覧下さい。
秋田 なまはげ
秋田 竿燈まつり
青森 大間のまぐろ
青森 ねぶた祭り
青森 津軽三味線
岩手 南部鉄瓶
岩手 わんこそば
息子の一番のお気に入り
宮城 伊達政宗
宮城 松尾芭蕉
宮城 こけし
宮城 七夕まつり
福島 フラガール
福島 赤べこ
東京 スカイツリー
東京 東京駅 雷門
盛岡で、秋田方面へ行く「こまち」と
盛岡止まりの「はやて」の切り離しがあり、
父と息子は、「リゾートしらかみ」に乗るため
乗車していた列車そのままで、秋田方面へ。
母と私は、新青森まで行くので盛岡で降り、
次に来る新青森行きの「はやて」に乗り換えます。
隣のホームに停車していた「はやぶさ」
そのまた隣に並んで「はやて」
新青森に着いた母と私は、
私の希望で、青森県立美術館へ。
新青森駅にて
2003年、棟方志功生誕100年記念事業で
市民の方々によって制作されたもの
「青い森から放つ」
実際、棟方志功作品にはないもので
志功の「華狩頌」を参考に作られた原画を元に
版画を制作、それを陶板に縮小して
焼き付けたもののようです
バスで、青森県立美術館へ向かいます。
約10分ほどで着きましたが、
弘前行きの電車に乗る時間が決まっているので、
美術館には、たった30分しか居られません。
美術館に行って、いつも2時間、3時間居ても
時間が足りないことは、十分わかっているので
たった30分で鑑賞するなど、
到底、無理なことだということは承知でした。
それでも、その場所に直接行くのと行かないのとでは
全然違うと思い、行ったのです。
時間が無いので、常設展だけ鑑賞。
館内は撮影できませんので写真はありませんが、
まず、シャガールの
バレエ「アレコ」の舞台背景画に圧倒されます。
色が、もう本当に美しい。
そして、弘前市ご出身の奈良美智さんの作品。
「ニューソウルハウス」なんて、
絶対、子どもが好きそうです。
棟方志功の作品も駆け足で観ました。
そして、屋外に展示されている
奈良さんの巨大な作品「あおもり犬」
前より
後姿のほうが すき
美術館からはタクシーで駅まで向かいました。
ホントに時間が無いので、
母が「少し急いでもらっていいですか?」と
運転手さんに告げたのですが、
運転手さん、「ああ、すぐ着きますから。」
そう言って、新青森駅が開業するまでの経緯を
存分に語ってくださいました(^_^;)
母は、「方言で何を言ってるかよく聞き取れなかった。」
と言っていましたが、
私は聞き取れました。
東北の方言もいいですね。ホッとします。
地元の方との会話も、
私にとっては旅の楽しみの一つです。
なのに、母ったら・・・。
運転手さん、急がせてしまってごめんなさい。
ロッカーに預けていた荷物を取り出して、
弘前へ向かいました。
弘前に着いて、観光案内所からホテルまで
有料で荷物を届けてもらう手配をして、
弘前観光をします。
どこまで乗っても100円の巡回バスがあり、
市役所前で降りると、洋館が立ち並ぶ追手門広場や
桜で有名な弘前城のある弘前公園も目の前です。
旧弘前市立図書館
中にも入れます
実際の10分の1の
ミニチュア建造物群
他にも、山車展示館などもありました。
同じ敷地内にある
弘前市立観光館内にある
弘前ねぷた
ここのショップで、母は職場の方たちへのお土産に
りんごジュースを箱で購入、配送していました。
お昼も食べる時間が無く、16時頃だったので
りんごジュースに、タムラファームさんの
「紅玉のアップルパイ」を食べました。
弘前と言えば、弘前ねぷた、
そして、生産量が日本一のりんごです。
りんごジュースも、アップルパイも美味しかったです。
また100円バスに乗って、
母の希望で、カトリック弘前教会へ。
こじんまりとした教会で
幼稚園も併設しています
明治時代に建てられ
青森県の重要文化財に指定されています
ステンドグラスが綺麗です
そして、少し歩いたところに
郵便局があったので、ご当地のフォルムカードや
ご当地切手などを購入して、
17時頃にホテルへと戻りました。
とにかく、とっても暑かったので
体力も消耗していて、
夕食の時間まで、お部屋でゆっくりしました。
お部屋から見えた岩木山
夕食時、19時から津軽三味線の生演奏がありました。
なんと、第24回津軽三味線全日本金木大会
個人一般の部A級の優勝者、渋谷幸平さんと
渋谷さんのお弟子さんの演奏を聴くことができました。
右の方が渋谷さん
左の方が渋谷さんのお弟子さん
父と息子は、「リゾートしらかみ」でのイベントで
津軽三味線を聴いたそうですが、
「全然、違う、優勝した渋谷さんのほうが凄い」と
言っていました。
津軽三味線の音色を聴いていて、
これはロックだと思いました。
普段から、三味線の演奏を
聴いているわけではないのですが、
三味線、特に津軽三味線の音色って
好きとか嫌いとかではなく、
津軽三味線のことを詳しく知らなくても
心揺さぶられる音色に感じます。
MONKEY MAJIKの「CHANGE」という曲も、
吉田兄弟の演奏から始まりますが、
イヤホンで聴いていると、
張りつめた空気感とか、音の余韻とか
とても心地良いのです。
食事よりも演奏に集中してしまいました。
1日目は、こんな感じです。
車両のステッカー、可愛い!
色つきの南部鉄瓶もありますね~
吉田兄弟、いいですよね。
津軽三味線はロックぽくてすごく好きです。
by nicolas (2012-08-29 17:36)
> 師匠♪
ご当地ラッピング、可愛いですよねー(^^♪
夕食の時に演奏してくださった渋谷さんたち。
大会の時に、新幹線「はやぶさ」をイメージした
演奏をしたら、ちょっと古典から外れて
斬新すぎると評価されてしまったそうです。
「はやぶさ」のスピード感が出ていて、
すごくカッコ良かったんですけどね。
吉田兄弟も、様々な新しいことに挑戦していますが
あまり快く思わない方もいらっしゃるのでしょう。
でも、伝統を重んじながら、
新たなこともしていかなければ
進化していかないのが芸の分野ではないかと。
歌舞伎もそうですよね。
昔とただ全く同じことだけしていたら
きっと、今この時代まで残っていたかどうか。
津軽三味線、本家のロックより
ロックっぽい気がしました。
by sou (2012-08-29 18:28)