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DAYS JAPAN 2013.5月号&広河さん小説「帰還の坑道」 [book]

 

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今号のDAYS JAPANは、
第9回DAYS国際フォトジャーナリズム大賞特別号として、
1位となったゴラン・トマシェヴィッチ氏の
「自由シリア軍の戦い」が表紙になっています。


彼は、受賞コメントの中で、
「20年間、世界の紛争地帯を撮り続けてきたが、
今回のアレッポでの撮影は最も困難かつ危険なものだった。」

と、述べています。

審査員講評で、広河さんは
このコンテストの意味を、
「世界中で起こっている悲劇の重さを競う場所ではない。
目をそらしてはいけないと写真が訴えてくる、
それが写真の力だと思う。」
と仰っていて、
それは、まさに6年前開催された、
横浜国際フォトジャーナリズム・フェスティバルで
私が初めて目の前で写真を見た時に
感じたことでもありました。

過去記事
http://to-sora.blog.so-net.ne.jp/2007-09-09


つい目を背けたくなるような写真の数々。
でも、写真から訴えかけてくる。
目をそらさずに、見てほしいと。
ドラマでもフィクションでもなく現実なのだと。

でも、世界で起きている様々な問題に対して
知ることは大切だけれども、
知ったからといって具体的な行動に移せる人は
実際は、なかなかいないと思います。私自身もそうです。

具体的に何かができなくても、自分の身近にある問題と
世界で起きている問題が全く無関係ではないことは、
世界で起きていることに関心を持って、知ろうとすれば
わかってくるはずです。

写真展に足を運び、実際に写真をご覧頂ければ
一番、いいのですが、時間的、場所的に難しい方は
ぜひ、DAYS JAPANをお手にとって
私たちが生きている今、同じ時に、
何が起きているのかを知ってください。

DAYS JAPAN (デイズ ジャパン) 2013年 05月号 [雑誌]

DAYS JAPAN (デイズ ジャパン) 2013年 05月号 [雑誌]

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: デイズジャパン
  • 発売日: 2013/04/20
  • メディア: 雑誌

 

そして、広河さんが今の時代に読んでほしい、
一番思い入れの強い本と仰っている小説「帰還の坑道」は、
一般の書店では販売されないそうです。


5/6までにDAYS JAPANよりお申し込みされると、
広河さんの直筆サイン入り
1500円(税込・送料無料)の割引価格
お求めいただけるそうですので、
この機会に、お申し込みされるとよいかと思います。

私は、まだ読み始めたばかりですが、
現地の匂いや、空気、生々しさを感じる細かい描写は
広河さんだから書き得るのだと思います。
実際に経験した人にしか絶対に書き得ないものです。
一度ならず、何度か読み重ねてみたいと思います。

写真展、トークイベントなども開催されます。
私は明日のアップリンクでのイベントと、
コニカミノルタでの写真展、イベントに伺う予定です。
イベントの情報、お申し込みは
DAYS JAPANのサイトにてご確認ください。

 

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