いろんなかたち、それぞれの日常

時々、思うんです。

世間って、悪気がなくてもつい、
例えば、病気の子ども（大人もね）、
障がいのある人、被災した人、親のいない子どもなどなど、
可哀想とか大変そうとか、
不幸なんじゃないかっていう目で見てしまったり、
そう思ってしまいがちで、
実際、その人が置かれている状況によっては、
もちろん過酷だったりもするでしょう。
虐待なんていうのはまた別のお話ですが。
でも、なんか｢可哀想｣とか
そういう視点は違うんじゃないかなと思うんですよね。


それって、上からの目線ですよね？
病気のお子さんも、そのご家族も、
被災した人も、親のいない子など…
自分の置かれた状況を受け入れて
その上で生きている、生きるしかないですし、
それが彼らの日常です。
その日常の中で、前向きに生きている人たちに対し、
世間の人に必要なのは、
同情とか特別な目で見ることではなくて、
自分にも様々なことがある日常と同じで、
彼らにとってのそれが日常であり、
決して彼らが特別ではないという
｢意識｣だと思うんですね。




こんな所で、明かすお話ではないかもしれませんが、
いつも読んでくださっている方は
何となくは気付いていらっしゃるかと思いますので…
今、私は息子に

父親の居ない生活をさせてしまっています。

お父さんがいて、お母さんがいて、
家族みんなが仲良く暮らせたら
それも幸せの一つでしょう。
でも、私はそういう家庭を幸せをつくれなかった。
病気や事故、災害など
致し方ない理由で…という訳ではないですから、
息子には本当に申し訳なく思っています。
その事でどんなに自分を責めても
それを苦しみと思ってはいけないと思っています。
家族を守ろうと、自分なりに頑張りましたが、
自分の思いだけではどうにもできないこともあり、
私自身が受けることは幾らでも我慢できましたが、
何より、言葉の暴力などで息子が傷つけられ、
子どもがいつも父親の顔色を窺うような生活が、
息子にいいとは私は思えませんでした。

もしかしたら息子にとっては、
そんな父親でもいる生活の方が

良かったのかもしれませんし、
息子の本当の気持ち、
どうすることが息子にとっての幸せなのかは

わかりませんが、
息子がビクビクすることもなく、
伸び伸びとしている姿を見ていると、
以前よりはいいのかなと感じています。
今の生活がベストだとは思いませんよ。
でも、少なくとも以前と比べたら
息子も私もはるかに
心、穏やかに暮らせているんです。


つまり、
必ずしも、離婚した家庭の子ども、
親がいない子ども、親と暮らせない子どもが
みんな可哀想な訳でもないと、
自分の経験上、思ったわけです。

息子には申し訳ない気持ちはありますが、
でも、息子の事を可哀想な子、

不幸な子なんて思っていませんし、
もし、周囲からそう言われたら

嫌な気持ちはするでしょうけど、
まぁ、そう見られても
私は、だから何でしょう？という感じで

気にしないですけどね(^_^;)

息子自身も自分を可哀想などと思わず、
堂々と生きていってほしいと
親の勝手な言い分かもしれませんが、
願っています。

どんな環境でも、その中でどう生きていくか、

ではないかと思うのです。
決して自分の至らなさを

正当化しようとしているわけではないですよ。
いつか、息子からもし責められること、
恨まれることがあったとしても
全て受け止めるつもりです。

でも、しあわせの形は、いろいろあって、

人それぞれです。
だから、周囲はそれぞれの立場や状況を認めて

理解することが大事で
例えば、健康でなくても、親がいなくても、
それを一般的な幸せの形に当てはまらないと思って、
特別な目で見るのは違うと思いますし、
特別な意識が差別や偏見、いじめに
繋がっていくのだと思いますしね。



てっぺいちゃんも仰っていますね、
違うからいいのだと。
同じように見えても
みんなそれぞれ違うんです。
違っていて当たり前で、
変とかおかしいことでも全然なくて
そして、それはどれがいいとか
正しいとか簡単には言えないものだと思います。


同情や特別な見方のない理解のもとに、
サポートを必要としている人、
必要としているところへ
心を届けていけたらいいですし、
一方通行ではなく、心が通じて、
初めて本当の支え合いになるような
気がしています。


何だか偉そうな文面になってしまったかな？

すみません(^_^;)
私事まで綴りましたが
私自身は大変でも何でもないので
ご心配なく(^-^)v

今日もお昼寝して、
パワー充電しましたん♪