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J-WAVE 25th ANNIVERSARY SPECIAL Hitachi Systems HEART TO HEART [ishi]

子どもたちが大人になった、
自立してきたというお話がありました。

私が石巻で聞かせて頂いたお話から思ったのは、
いろんなものを見たり、感じたりして
震災で大人にさせられてしまったというか、
大人にならざるを得なかったのかなぁ
と。


子どもは、大人に比べ、
環境に適応しやすいのもあるので、
辛かったり悲しい思いをしても
切り替えや立ち上がりが早かったりしますが、
震災直後はやはり笑顔が出なかったり、
一年以上経っても夢でうなされたり、
支援が行き届きすぎて逆に心が荒れた事もあったんですよね。

子どもたちの明るくたくましく、
元気な姿も嘘じゃなく、本当の姿だけれども
大人以上に傷ついたのも本当だと思いますね…。

大人たちのいい面もそうでない面も見たり、
いろんなものを一度に目の当たりにして、
感じたり、考えたりした結果、
その姿が大人になったと、
私たちの目には映るのかもしれません。



子どもはね、親はもちろん大人のこと
見てないようで見てるんですよね。

先日、息子の学校で個人面談があったんですけど、
息子が軽度の障がいのある子のサポートをしたり、
人があまりやりたがらないことを
進んでやってくれているというお話を
先生からお聞きしました。

学校での出来事は、全く話さない息子なので、
毎回、個人面談で聞くお話は新鮮で
驚かされてばかりなのですが、
私は、息子に例えばサポートしなさいとか、
言ったことは一度もありません。

ただ、もしかしたら、
私が石巻や福島に行ったり、
ボランティアで何かをしたりという姿を見て、
息子自身の考えで行動しているのかもしれません。


てっぺいちゃんが、いつも仰るように
考えることが大事で、
考える前に、気にするということも
すごく大事だと思うんです。

例えば、うちは妹が北海道で暮らしていますが
離れていても気に掛けていますし、
気に掛けるだけでなく、
電話をしたり行動を起こすことで
つながりが生まれますよね。

そういうことだと思ってるんです、
社会も。

あの人はどうしてるだろう、
あの場所はどうなってるだろう、
あの問題はどういうことなんだろう、
まず、気に掛けてみる。

そして、できればそこから一歩行動を起こすと、
広がるんですよね。
そこからまた次へ、次へと繋がるんですよ。

それは、人それぞれその時の状況で
行動を起こせる人もいれば、
起こせない人もいますから、
気に掛けてみるだけでも十分ですが、
私はやはり子供に伝えたいということもありますので、
やはり、伝えるためには自分で見たり、行ったり
体験しないと伝えられないと思うので
行動することまでをできるだけ大切にしています。

ボランティアなども子どもと一緒に
経験できればいいのかもしれませんが
親の押し付けになってはいけないと
思っていますし、
あくまでも本人の自主性、
息子自身がやりたいと思わなければ
やらされてるのでは、
ダメなのかなと思うんですよね。


ただ、GROUND ANGELなどは
アート、作品に接することで
息子にGAを身近に感じてもらいたいと、
意味まではまだわからなくてもいいと思い、
小さい頃から、
ライティングオブジェの会場に
連れて行ったりしていますが、
息子には作品の説明などはしないです。

でも、GAの精神は私が大事にしていることの一つなので、
それは、これからも言葉ではないかもしれないし、
形はどうであれ、
行動や姿勢で示すことで
息子に感じてもらったり、
伝え続けていければいいのかなと
思ったりもしているんですけどね。


一人、一人が、
気にしてみる→考える→
そして、行動するまでできたら
だいぶ違うでしょうね。



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