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いのち、未来 [medical]

先日、2億円もの借金をして
個人で救急の医院を開業した
川越救急クリニックの院長、上原淳先生の
特集を見ました。

救急医療の現状は、相変わらずなんですね…


個人が借金を抱えてまで病院を立ち上げなくては、
助けられるはずの命を救えないというのは
どういうことなのだろう。
安易に何でも国や行政にというのも、
何も知らない私が言うべきではないかもしれませんが、
救急患者のたらい回しという現実は
今に始まったことではなく、
ずっと改善されないでいます。
この現状に対し、どういう対策がとられているのでしょうか。

埼玉県は日本の中でも特に救急医療の
体制が整っていないそう。

命に関わることに、国がもっと何とか
本気で取り組んでくれないものでしょうか。

医療に関することだけでなく、
国は国民に甘えすぎていることが多いと
感じます。
それは、私たちが多少の不満や
これはおかしいのでは?と思うことがあっても、
我慢しながら、与えられた環境の中で、
何とかやっていってしまうという、
よく言えば人がいい、お人好し、
悪く言えば、国や行政が行っていることに関し、無関心、
よくわからないから物を言うこともなく、
何となく過ごしてしまっている。
そんな国民性で、
その国民性に国が甘えている、
悪くとれば物言わぬ国民を利用していると感じるのです。

上原先生にしても、豊島先生にしても
医療の現場、命と向き合っている現場は
国や行政が積極的に問題点の改善に動いてくれるのを待っていられるほどの
時間や余裕はないと感じ、
ただ不満を嘆いているより、
ご自身が動くしかないと思われているのだと思うのですが、
そういった先生方や、現場の情熱に頼りきっているだけでは、
現場が疲弊してしまえば、立ち行かなくなってしまいます。

上原先生の収入は、
福岡の救急センターで働いていた頃の5分の1、
クリニックでの収入は約300万円ほどだそうです。
ほぼお休みもなく働かれて…。
こういうお医者さんに頼る、
頼らざるを得ない日本の救急医療、
このままでいいのでしょうか。
いいわけありません。

日本は子ども、子育てに関する政策の優先度も低く、
本来、いのちや未来など最優先に考えられなくてはいけないものが
蔑ろにされているような気もしています。

でも国だけでなく、主張をしない日本人、
私たちの意識も変えなくてはいけないのではないかと思います。

いのちや、未来について
日々考えられるように…



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