大転換の先にあるもの

日本が大きく方向転換したことを

世界、特に中東などがどう見ているか
気掛かりです。

今までは、アジアの国として

中国は戦争したがっていると

思われてきたかもしれませんが、

日本はそう思われていなかったはずです。

しかし、これから世界からの見方は

大きく変わります。

日本も戦争に参加する国になるのだと、

世界はそう見るでしょう。

脅威、脅威と言いますが、

中国、ロシア、韓国、北朝鮮だけじゃないですから。

もっと世界からの視点でも視るべきです。

今すぐではないとしても
日本がテロリストの標的として狙われる危険性は、
明らかにこれまで以上に高まっていくと思います。
それは、覚悟すべきです。
（何で覚悟させられなくてはならないのか、
全く納得できませんが）

そして、テロリストたちの犠牲になるのは
何の罪もない一般市民である

私たちであるということです。
まさか、9.11を忘れたという人はいないと思いますが。

私は中国より、

世界中にいるテロリストのほうが

よっぽど恐ろしいけどなぁ。


集団的自衛権の行使、集団安保の容認に賛成し、
自民党を支持し、安倍政権を支持している人は、
もし、自衛隊が多国籍軍として参加することになり、
自衛隊に犠牲者が出たら、どう思うのでしょう。
お国のためだから、
その覚悟で自衛隊に入隊したのだから仕方ないって？



そして、国のこの大転換に反対した人間までも
容赦なく犠牲になる可能性があるということです。

言い方は悪いですけど、

賛成した人が犠牲になるのは、

ある意味自己責任的部分もあるでしょう。
それを覚悟の上で賛成したわけですから。

（もちろん、誰ひとり犠牲者など

出てほしくないのは当たり前のことです）

でも、現政権を選んでもいないし
支持もしていない、集団的自衛権の行使、
集団安保の容認もしていない人間までも
巻き込まれたりしたら、到底納得できませんよ。

私は日本人で日本国民でありながら
意思を主張する機会も与えられずに、
自分が選んだわけでもない一政治家たちによって
閣議決定されたわけですから。

しかも、安倍さんが

アメリカに褒められたい、自分の手柄にしたい

アメリカにすり寄る感じも否めません。

アメリカから戦場に自衛隊派遣の要請を受けたとき、

毅然とした態度で、NOと言えるのでしょうか、

きっぱりと拒否できるのでしょうか。

憲法解釈を変更した以上、

今までのように、9条を理由に断ることはできません。

私は、安倍さんは

アメリカからの要請を断ることはできないし、

例外をその都度、作っていくのだろうと思います。

安倍さんは、いつも、

アメリカは日本を守るけれど

日本はアメリカを守らなくてよいのかと、

まるで、日本が何もしていないみたいに

お話しされるのが本当に理解できません。

どなたかも仰っていましたが、

沖縄の方々は大きな負担を強いられています。

何もしていないような言い方は

沖縄の方々に対し、物凄く失礼です。

山崎拓さんも仰っていましたが、

アメリカと対等な関係であるべきと

安倍さんが考えるなら、米軍基地を無くすべきです。

少子化で子どもが減っている中、
今後、自衛隊員になりたいという人は
増えるんでしょうか。

現役、自衛隊幹部の方は若い隊員から

辞めたいという声も聞いていて、

今後、人が集まらなければ

いざというときには、徴兵制になるかも

しれないとのこと。

それは当然、そうなりますよね。

息子が万が一志願したとしても
私は絶対に、何がなんでも、
命を懸けて反対しますね。


日本は好きですよ。
日本人として生まれてくることができて
ラッキーでしたし、幸せだと思っています。

でも、だからと言って
息子の命を危険に晒し、
この国に捧げるほどの価値が
この国に、今の政治家たちにあるとは
思っていませんし、
これからも思うことはありません。

そういう私のことを愛国心がないだとか、

非国民、国賊と思う方は

どうぞそう思って頂いて結構です。

未来は大事です。

孫やその先の世代が生きる日本も
平和で在り続けてほしいという
当たり前の願いはあります。
でも、その未来の為に今を生きる私たちや子どもたちが、
危険に晒されたり、犠牲になるようなことは間違ってる。


何の力もない私ですが

どんなことを言われようと
息子の命だけは、何があっても守ります。

守れるのは私しかいないから。