SSブログ

NHKスペシャル「60年目の自衛隊~現場からの報告~」 [etc.]


陸自の幹部候補生学校、幹部候補生の取材が主でした。

番組の内容からは離れますが、
幹部ということは、部下を率いる、
部下の命を預かる立場であり、
自分の判断、指揮によって
場合によっては部下の生死にも
関わることになるという立場。


番組で放送された自衛隊のこれまでの災害派遣や、
海外での復興支援活動が
自衛隊の光のような部分であるとしたら
先日、別のある番組で特集があった
防衛大学でのいじめの実態。
いじめを受けた方が、
いじめを行ったとされる上級生を告訴しましたが、
そのような闇の部分もあるわけです。


防大生といったら、まさに幹部候補、
将来、人の上に立つかもしれない人たちです。
その特集では、いじめを受けた方側のお話しか
聞いていませんが、
そのいじめの内容は、精神を鍛えるとか
自衛隊員として必要なものでは全くなく、
悪質ないじめでしかありません。
そして、いじめて楽しんでいるという
明らかに人格的に問題のある人間たちが
国防に関わろうとしているのです。



そういう闇の部分を認め、
学校側が自ら公表し、改善していかなければ
人の痛み、心もわからない人間が幹部となり
部下を率いたり、武器を手にするわけですから、
本当に恐ろしいことです。




また、海外での自衛隊の活動として、
人道支援という目的以外の活動、
後に裁判で違憲と判断された活動も
実際は行っていて、
これは、国の政治判断ですから
自衛隊がというより、
当時の政府が問題なわけですが、
そういった表になかなか出ない部分にも
きちんと触れなければ
自衛隊について、私たちの理解も
深まらないのではないかと思います。



nice!(1)  コメント(0) 
共通テーマ:テレビ

nice! 1

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。
母なりに…2014-08-11 ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。