親の務め

通勤中。

電車の車内に、4～5歳の男の子とお父さん。
車内が混雑しているなか、
｢つまんない、こっち側じゃ見えない、
人が多すぎてイヤだ｣と
子どもがずっと言い続けてます。


まだ幼い子どもによくあることですが、
この時、親がどう対応するかで
子どもの意識も変わります。

ずっとそのまま文句を言わせ続ければ、
自分の思い通りにならないことに対し
すぐ不平不満を言うようになる。


我慢しなくてはいけないこと、
思い通りにならないことがあることを
子どもにわかるように説明し、
納得させるのが親の務めだと思います。

子どもは、ちゃんと説明すればわかります。
公共の場での振る舞い方は特に親が幼い頃から
教えた方がいいと思います。
決して難しいことではありません。


普段から、つまらないと言う子なら
退屈しないように何か持っていくか
退屈させないコミュニケーションをとることです。


結局、男の子はお父さんから注意されることなく、
大きな声で話し続けていました。

ただ、｢静かにしなさい｣ではなくて、
どうして静かにしなくてはいけないか、
理由が大切なのです。


親は、説明するのは面倒ですし、
いろんなことを聞いてくることに
答えるのも大変です。
でも、丁寧に説明してあげてほしいなと思います。
私自身の経験から、強く思うことです。