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福島をずっと見ているTV vol.41「これが、私たちの物語」 [etc.]


紙芝居で、その土地に昔から伝わる民話などを
福島県内の仮設住宅などで伝える活動が
広がっているそう。
大熊町、浪江町など、ふるさとから離れて
暮らさなければならない人たちにとって、
地元の民話は、ふるさとと自分を繋ぐ
大切なものでしょうし、
やっぱり、地元に戻りたいと思いますよね。


民話の他に、震災、原発事故の体験も紙芝居にして
伝える活動をしている親子もいらっしゃいました。

その内容はニュースでは伝えられることのない
体験した人にしか語れない部分もありました。

紙芝居の絵を担当している広島在住の方が
仰ったこと。

「やっぱりみなさん話したくないですよ。
こういう話っていうのは。
差別されるかもしれないし、
あらぬ誤解を生んでね、
風評被害になる可能性だってあるんで。
それを語ろうとしてるみなさんは
すごいと思うし、
なんとか応援をしたいなと思うんです」


本当にそう思います。
その目で見て、体験した人にしか語れない
ことがあるので、
伝えてくださるのは、
私はありがたいことだと思っています。



こんなこと言うと申し訳ないんですけど、
正直、震災前までは福島のことは
桃が美味しいとかそれくらいしか知らなくて、
でも、震災後に、知れば知るほど
福島というところも人も、
こんなにいいところがあったんだと
わざわざ移住しに来た方の気持ちがわかる
ようになりました。

端から見ててもそう思うんですから
ずっと住み慣れている人にしてみれば、
簡単に自分の町を、ふるさとを諦めるなんて
出来るわけありません。


失ってしまったものには、
二度と取り戻せないものもあるけれど、
新たに得られるものや
壊れたものを直すことが出来るものだってあります。

でも、放射能は、
時間が経てば線量は低くなるかもしれませんが
何十年経っても消えてなくなるわけではありません。
28年経ったチェルノブイリがそうであるように…


家はあるのに、修理をすれば住めるのに
住むことが出来ない。
辛いですよね…


国は規制を解除して帰還させれば
それが復興だと言わんばかりの考えみたいですが、
そうじゃないと思う。

大人も子供もみんなが安心して暮らせるようになって
初めて本当の復興と言えるんじゃないかな…
不安を抱え込まされたままじゃ
私だったら本当の復興だとは思えないかなぁ。


でも、いろんな問題はありながら
一つ一つ、前に進もうとしてる姿を見ると
抱えてるものはそれぞれみんな違うし、
私も小さな問題は抱えているけれど、
お互いに、前に進んでいきましょうね!って
そんな気持ちになりますね。


福島も、またおじゃましますね♪



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