都知事選

私は都民ではないので有権者ではありませんが、
都民一人一人の方には本当に真剣に選んでもらいたいと思います。
オリンピックにしても他のことに関しても東京だけの問題ではないと思うので。

自民党という大きな組織、都議会を
敵に回すように突き進む小池さんは
ある意味凄いとも思うし、
勇気があるなぁとも思うけれど、
結局、組織ですから人を上手く動かさなければ、
自分一人で全て出来るわけじゃないですからね。
当選後、議員や職員と上手くやっていけるのかどうか。

自公の推薦を受けてる増田さん、
実務経験はあるといっても、
東京という巨大な都市と地方自治とは
仕事の内容も知事の持つ権限、影響力など
比べることは出来ないし、
逆に、なまじ知識や経験があるがゆえに
それが邪魔になることもあると思います。

実務経験がないことを記者から問われた
ジャーナリストの鳥越さん、
巨大な組織の中で人を上手く動かせるのか
わかりませんが、
実務経験に関しては、無いからこそ
都民の目線、一般市民の目線での都政運営も期待できるかもしれません。

安倍政権を支持しない私としては、
ジャーナリストとして権力を監視する立場で
様々なものを見てきたその経験こそ
都政に活かして欲しいと思います。

共同会見を見ましたが、
話の内容的には私は小池さんの話が印象に
残りました。

パラリンピックのことに触れたり、
こども食堂のことにも触れてました。
待機児童の問題では、
保育士さんの待遇改善を最初に話してました。

リーダーは、理想を掲げつつも現実もきちんと見つめながら
その中でやっていかなければならなくて、
同時に全ての人が納得できる政策実現など
不可能なわけです。
優先順位を必ずつけなければならないので、
やはり、社会的立場の弱い人のことを考えられる人かどうか、
経済的に困窮している人、母子家庭、障害者などが
安心して暮らせる社会、未来に希望を持てる社会を
具現化できるリーダーかどうかを
私は重視してもいいのかなぁと思いました。