SSブログ

想像力の欠如と身勝手さ [etc.]


セクハラの被害者は何も女性だけとは限りません。男性が被害者の場合も、もちろんあります。
ただ、セクハラにしても痴漢や暴行などの被害者の多くは女性であるのが現実です。

麻生氏、福田氏、財務省幹部の
被害者保護の意識も反省も全くない言動に
彼らと同じ男性はどう見ているのか。

私は小学3年の時に、初めて若い男に下半身を露出され、
追いかけられました。 
その時の恐怖、しばらくは一人で寝ることが出来なかったこと、
あれから30年以上経った今でも
忘れることが出来ません。

学生時代は何度も電車の車内で痴漢にも遭いました。
空いている車内で痴漢された時、
勇気を出して「やめてください!」と叫びましたが、
周りの乗客は、誰一人助けてくれませんでした。
痴漢に遭った悲しさと同時に、
誰も助けてくれなかった悲しさ、
助けてくれないどころか、
冷たい視線が突き刺さり、まるで声をあげた自分が悪者かのような状況で、
泣きながら帰ったということもありました。

それを、親や友人に話したこともありません。とにかくそういう事実さえ忘れたいのです。
でも、今、現在も忘れることは出来ずにいます。
きっと生きている限り忘れることは出来ないでしょう。

加害者側は、自分の身勝手な欲求と気軽な気持ちで、
セクハラや痴漢、暴行など行っていますが、
被害者の心の傷は深く、一生、その傷を負わせるのだということを
本当に理解しなくてはなりません。

たかだか、そんなことくらいで、
などと軽く考えないで欲しいのです。
全く自分の意に反する、無理矢理、
嫌な体験をさせられて、
それを忘れることも出来ず、
一生、抱えながら生きなくてはならない
被害者の気持ちを想像して下さい。

そういう想像力の欠如が、
麻生氏や福田氏、財務省の発言のような
ことになるのだと思います。

体力的な面では、女性は男性にかないません。
その力を利用して、暴行などの性犯罪をおこなう者もいますが、
立場という力を利用したり、言葉で傷付けることも
暴力の一種であるという認識を持つべきです。

そういう面では、日本は全く遅れていると思います。

nice!(1)  コメント(0) 

nice! 1

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。
最低の国だ勝敗が全てではない ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。