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【原発再稼働問題】安全より優先されるものなどない [news]

 

京都、滋賀知事が
大飯原発再稼働で提言
第三者委設置など7項目
 

msn.産経ニュース

 

大飯原発のある福井県に隣接し、
原発半径30km内に一部含まれる
京都府と滋賀県。

その両知事が、
原発政策への7項目の提言を発表、
政府に申し入れるとのこと。

 

1.中立性の確保。
 専門機関である原子力規制庁の早期設置が必要。
 今夏の電力需給についても
 第三者委員会を設ける

2.透明性の確保。
 福島第1原発事故の詳細なデータや事故原因、
 電力需給資料など情報を徹底的に公開

3.福島事故を踏まえた安全性の実現。
 免震事務棟や防潮堤など
 恒久的な対策ができていない段階での
 安全性の説明を

4.福島事故の調査が終わらない段階で
 稼働する緊急性の説明を

5.脱原発依存への工程表を示す。
 また使用済み核燃料の処理体制の確立を

6.事故が起きた際の対応の確立。
 福島事故を徹底的に踏まえる

7.福島事故被害者を国が徹底救済。
 福井県には経済面などで全面的配慮を求める
 

 

こちらの提言、
非常に的確かつ簡潔にまとめられていて、
再稼働に対し、
どれもきちんと対処されて然るべき内容で
政府がこれらの提言を真摯に受け止め、
両県民に限らず、国民に対して
明確な説明ができない限り、
原発の再稼働は絶対にあり得ません。

関経連の会長は、関電の森会長ですから
再稼働を求める発言は当然ですが、
「政府が安全だと言うのだから」発言には
呆れました。

政治家が判断した安全性を
誰が安全だと思うでしょうか? 
政治家も電力会社も
信用など全くされていないことに、
何故、気が付かないのでしょうか。

経済、経済って、 
安全がないがしろにされ、
また福島第1事故のような事故を起こせば、
経済どころの話ではありません。
日本の終わりです。

そういった危機感が全くないと思われる
人間たち。

喉元過ぎれば熱さを忘れるという
ことわざがありますが、
原発事故、終わっていません。
何を勘違いしているんでしょうか。

 

前のほうの記事の中でも綴りましたが、
震災、原発事故から
まだ、たった一年しか経過していないのに
すっかり危機感が薄れてしまっている・・・
いえ、こういう人たちは
初めから危機感などないのかもしれませんが、
そういう感覚、麻痺した状態は
大問題だと思います。


政府が誤まった方へ舵を切れば、
また同じ過ちを繰り返すことになるでしょう。

その時、後悔しても
もう手遅れ。
取り返しがつかないというのに・・・。



 


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