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課題 [medical]

 

【6歳未満脳死判定】
慎重を重ねた判定 情報公開に課題も

 

東京女子医大循環器小児科の
中西教授が仰った言葉、

「助かった可能性のある子どもが、
過去に多数いたことが胸をよぎった」

「助けられない子どもが今も
多数いることを理解してほしい」

 

そして、臓器移植法改正の際も、
慎重な立場であった橳島氏の
「(臓器提供を受ける)患者をどう選定したか、
説明するべきだったのではないか」

お二人の言葉に同感です。

ドナー、レシピエント、
両者のプライバシーは当然守られながら、
情報公開をどこまですべきなのか、
簡単に答えは出せないのでしょう。



もちろん適合するかどうかなど
提供を受ける患者さんの選定基準は
いろいろあるのだと思いますが、
これまで、
海外での移植を選択せざるを得なかった
子どもたち、ご家族のこと、
今回、選定されなかった子どもたちやご家族のこと、
そして、今、アメリカにいる
陽菜ちゃんのこと、ご家族のことを思うと
複雑な気持ちがあるのも正直な気持ちです。

 

大きな一歩ではありますが、
まだまだ考え続けなければならないこと、
課題は残されたままです。

 


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kokoro3

中西先生の言葉、心にぐっときました。私が難病の母なら、選ばれなかった時、何故?という思いが残るでしょう。せめて今回移植を受けられた患者さんにはマスコミなどがいかないことを祈ります。
by kokoro3 (2012-06-17 11:52) 

sou

>kokoro3さん♪

臓器移植法改正を願ってきた者として、
その扉が開かれてから
一歩踏み出されたことは嬉しく思うのですが、
その陰には、亡くなっていった命、
今も移植を待ち続ける子どもたちもいて、
手放しで良かったと喜べることではないかなと
思っています。

ドナーとなられたお子さん、
重い決断をされたご家族に
心から敬意を表したいです。
そして、ご両親の決断が尊重され、
静かにあたたかく見守るような社会で
あることを心から願っています。
by sou (2012-06-17 12:40) 

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