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映画『インターミッション』 [cinema]

 

今月いっぱいで、閉館してしまう
銀座シネパトスで上映中の映画
「インターミッション」を観てきました。

テレビで、竹中直人さんと壇蜜さんとの
やりとりなどが大きく報じられて
作品のことは知っていましたが、
正直、観る予定はありませんでした。
というのも、観たい映画があり過ぎて、
時間もお金も限られていますので、
どうしても観ておかなくちゃ!と思う
映画を優先しますから。

でも、我らが石井竜也さんがトークイベントに
ゲストでいらっしゃるということで、
いつ行くの、今でしょう!


15時20分の回を観ました。

感想。

てっぺいちゃん、
劇場に足を運ばせてくれてありがとう!

面白かった!劇場で観ることができて良かった!

ご年配の方や映画通、映画が本当にお好きな方は
懐かしく思われたりして楽しめたでしょうし、
私のように昔の作品はあまり知らなくても、
若い世代でも楽しめると思います。

やっぱり、竹中さんは、ハジケてましたねー(笑)
見ながら、絶対にアドリブだろうなと思っていましたが
プログラムを見て、やはりアドリブだそうで。
あんなキャラですが、
映画を作ることに対しては真面目というか、
現実的に考えている一面も見えて、
竹中さんが演じられたああいうキャラクターの人、
憎めないですよね。愛らしい。
鯨ベーコンのくだりがしつこいのが、
またおかしい(笑)

オチがわかるものもあれば、
ええー?そんな展開?というのもあり、
それぞれが別々のようでいて繋がっていて。
一見、奇抜な印象を受けるかもしれませんが、
根っこにあるものは、やはり樋口監督の思いを
感じるというか。

あと、海の映像、あれは8ミリ?
あのシーン、好きだったなぁ。

うん、劇場で観ることができて良かったです。

 

シネパトスは初めて訪れましたが、
シネパトスという字体。あれは昭和ですよね。
古い映画館は、あんな字体ですね。

私も昭和生まれですから、
昭和のものがどんどん消えていってしまうと
寂しいです。

シネコンにはシネコンの良さがありますが、
町の小さな映画館が好きです。
平日の昼間など、
ポツポツとしかお客さんがいなくて
つい、自宅で見ているようなつもりで
リラックスしている時があります。

それに、誰しも自分の思い出の中に
映画館の思い出ってあるのではないでしょうか。
私は人生初のデートが映画でした。

初めてお付き合いした人と、
「就職戦線異状なし」という映画を観たのを
今でも覚えています。
2コ上の彼が、ちょうど春から社会人になる
という時期だったので、見たような気がします。
ストーリーなんかほとんど憶えていないですね。
なんせ、初デートですからね。

そんな遠い昔のことも思い出しました。

 


上映後に、樋口監督、部谷京子さん、
そして、我らが石井竜也さんの御三方で
トークイベントが行われました。

登場も退場も、
すぐ横をてっぺいちゃんが
通って行かれたですよーーーーー(≧∇≦)
近い!近すぎる!!
こんなに近かったの、点灯式以来かなぁ。
今日も素敵でしたぁ・・・(///∇//)

樋口監督も、部谷さんも
てっぺいちゃんのことを石井監督って
呼んでましたね。

支配人の方が、9割5分女性のお客さん
というのは、初めて?だとか。
佐藤浩市さんがいらっしゃったときは
女性が7割くらいだったそうで。

まさに、たっちゃん効果[ひらめき]

でも、こういうとき、
照れてるてっぺいちゃんがいいー。
直に褒められると弱い感じが(笑)

映画「河童」の時のお話もあって
ホントに、ホントに
てっぺいちゃんが細部までこだわって
丁寧に作られた作品だから、
やっぱり、今でも思い出すとじーんとくるのですよ。

そして、今まであったものがなくなるという
その喪失感について話された時に、
被災したご実家のお話もあって、
ご実家の近くにガレキの山があって、
ひとつひとつ見ると、
それは生活の中で使われていたもので、
ガレキなんかじゃないって。

その時に見た光景を
てっぺいちゃんは本当に細かく覚えてるんですよね。
時々、幼少の頃のお話をされる時もありますが、
ホント、幼い頃から感受性が豊かだったんだろうなと
いつも思います。

部谷さんが、
「今日は監督(てっぺいちゃん)に、
映画を作ると言わせましょう!」と仰っていて、
きっと、てっぺいちゃんも
映画はまた撮りたいだろうし
私だって、待ってます。

「「休憩」っていうタイトルで映画つくろうか。」
みたいな冗談は言ってらしたけど(笑)

でも・・・
映画って、シネパトスの支配人の方も
仰っていましたが、今、本当に大変な時代。

作るのも大変ですが、
作って、はいOKではないですよね。
作った後が、もーーーーっと大変。

作りたい!という情熱は大事なのだけど、
情熱だけでは、難しい現実もあって・・・。
今、まさに私は直面、実感しているところです。

てっぺいちゃんが樋口監督がうらやましいって、
言ってましたけど、
ホント、手弁当でやってくれたり、
普通だったら、大変なギャラが発生するような方も
破格の・・・なんていうお話を聞くと、
私も、うらやましいと思いました。

でも、やっぱり、てっぺいちゃんには
また映画を撮ってほしいな。
部谷さんも石井監督作品が好きというのが
すごく伝わってくるし、
いつかは・・・ね。
待ってますよ(^_-)

 

最後に、DVDを購入されるという方5名様に
樋口監督、部谷さん、てっぺいちゃんの
サイン入りのポストカードをプレゼントという
粋な計らいがあり、
シネパトスの支配人さんが面白くて^^

結構、皆さん買われるのかなと思いきや
意外にも、そこら辺は、皆さんしっかり者。
私も、ブログラムは購入するつもりでしたが
DVDは、すみません(^_^;)

でも、映画は本当に面白かったので、
ぜひ、もう建て替えられることもなく
なくなってしまう劇場に足を運んで
ご覧頂ければと思います。

3月31日までです。 

 

◆ 奇跡の映画 インターミッション 

 

 

4月18日のオイシイライブまで
てっぺいちゃんには逢えないと思っていたから
頑張って行ってよかった。

お米でもずーーっと遠くだったから
逢ってるような逢ってないような感じだったし。

ほんのひと時、逢えただけでも
めっちゃ元気になれる!
しわわせだー[ぴかぴか(新しい)]

 


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