2014-06-11 [inori]
掃除をしているとき、
料理をしているとき、
普段の何気ないときに
ふと、思い出す人がいます。
ずっと気になっている
心に残る後ろ姿。
先日、仙台まで行きながら
石巻に行けなかったことが
日に日に、後悔の念を強くしていて。
渡波の消防団員でタクシーの運転手さんの
あの方は、今、どうしているのだろう…
お子さんたちも元気でいるのかな…
涙を見せそうにない人が見せた涙。
あの後ろ姿が、ずっと忘れられません。
「自分達のこと、震災のことは忘れられていく」
「いつまでも支援に頼らず、自立しなければいけない」
2年前で、そう仰っていて
きっと今も、やはり世間はもう被災地のことに
あまり関心を示していないと
お感じになりながらも、
きっと未来を思い、
前を向いて日々を送っていらっしゃる気がします。
でも、心の強い人、強くあろうとする人ほど
急に心にぽっかり穴が開いたようになる人もいるから、
だから、心配なのかな…
元気なお姿を一目、見たいと思うのかな。
やっぱり、石巻に行きたいな…
2014-06-11 00:40