選べない…

選挙、一体誰を選んだらいいのやら…
難しいですね。

支持政党もないし、でも誰かを選ばなくてはならない。

希望の党にも、希望なんて感じられない。
率直な想いです。

まずは当選しなければ議員として活動できない、という考えはわかります。
じゃあ、どんな卑怯な手を使ってでも
当選すればいいのか。
それは違うと思います。

私たちは、候補者の人間性なんてわかりません。
選挙の時に言ってることのどこまでが信用できるのか、
そもそも政治、政治家を信用なんてしてないのだから、
選びようがないのです。

できるだけ誠実な人、誠実というのは
言ってることとやってることが一致している、ということでしょうか。
簡単に国民に噓をつき、国民を欺くような人では困るわけです。
また、自身の利益のためだけに行動するような人は最悪です。

日本人は、何度、政治に裏切られ、
間違った判断、おかしなことが起きても
声をあげるのは一部の人だけで、
何度も何度も裏切られたり騙されても
それにさえ気付いて無い人も多く、
お気楽な国民性だなぁと思っています。

それは、政治に無関心な人が多いとか、
自分の生活さえ良ければ別にいいとか、
いろんな原因があるでしょう。

自分の国や生活、未来を変えられるのは
本当は私たち一人一人だし、
自分の生活や未来を良くしたければ、
全体が良くならなければならない、
ということは、自分やその周りだけ、
限られたごく小さな世界だけ良くなっても
意味はないと言うことです。

自分にとって一番大切なことは何ですか？
自分に問うてみてください。

自分の子供や孫、そのまた子供や孫たちが
日本で幸せに暮らしていけるために
私たちが今、出来ることは何なのか、
何を大切にしたら良いのか、
そんな大きな視点でも考えることが
必要なのではないかと思います。

自分が正しい。誰もがそう思います。
でも、信念を貫くということは、
いろんな価値観や考えを排除したり、
自分の考えと違う考えには耳を貸さないということではないと思います。

それは、人は間違えることがあるからです。
いつ、どんな時も100%正しい人など居ません。

そのことをきちんと理解している人が
リーダーに一番ふさわしいと思います。

様々な意見や考え方に耳を傾けながら、
取捨選択、判断、決定していく。

権力を手にして、自分が必ず正しいと
周りの意見や考えに一切耳も貸さず、
多様な価値観を認めない、
そんな勘違いをする人はリーダー失格です。

だから、私は権力を使って強引に物事を進める安倍さんが嫌いです。

自分が見えてる世界など、小さな小さなものです。
自分には見えていないこと、知らない世界、
知らない考えや価値観がたくさんあることを知っていて、
違いがたくさんあっていいこと、それが認められる社会が豊かなことだと
理解している人に、人々のリーダーとなって欲しいと思います。