日本シリーズへ！

ベイスターズ、CSファイナルステージを制し、
日本シリーズ進出を決めました！

完全なアウェー、リーグ優勝した広島が
圧倒的優位な中で、ベイスターズはよく戦いました。

終わってみれば、ベイスターズは強かった。
初戦こそ雨天コールドで負けましたが、
そこから4連勝。
集中を切らさず、大きなミスも無く
選手、監督、コーチ、スタッフ陣と
本当にチーム一丸となって、
厳しい状況を何度も乗り越えながら、
全員で掴み取った日本シリーズの切符だったと思います。

インタビューなどを聞いていていつも思うのは、
ラミレス監督の選手たちへの信頼、尊重。
キャプテン筒香選手の、自分のことよりもチームの勝利という姿勢。
チームを率いる、まとめる力も勝利へのポイントの一つであったように思います。

また、先に日本シリーズ進出を決めたソフトバンクの工藤監督もそうでしたが、
ラミレス監督も、相手チーム、そのファンに対して
敬意を払うコメントをされています。
監督としてだけでなく、人として素晴らしいと思います。

どんなに素晴らしいピッチャー、野手、
監督、スタッフが居たとしても、
だからといって必ず勝てるわけでは無い。
チームスポーツにとって、
あらためて、チーム力、チームの和が
大切であることを感じます。

筒香選手もキャプテンとはいえ25歳。
自分より年齢も野球選手としてのキャリアも上の人がいて、
キャプテンを務めるというのは簡単なことではないと思います。
また、若い選手が多いチームは、
その若さが良い方へ向くときと、
良くない方へ向くときがある中で
良くない方へ向きそうになるときに
筒香選手がビシッとチームを引き締められる、
それが本当に大きいと思います。

祝勝会で、ベテランの田中浩康選手が筒香選手にビールをかけながら、
「キャプテンありがとう！」と言っていたのを見て、
あらためて筒香選手の人柄、そしてキャプテンの元で
チーム一丸となるんだという意識の高さを感じました。


あとは、選手初め、監督、コーチ、スタッフの皆さんが、
きちんと結果を出し、これだけ多くのファンに感動を与えてきたのだから
球団は、きちんと正しい評価をしてあげてほしい。


さぁ、ここまできたら、日本一になりましょう！
ソフトバンクも強いですが、このまま良い波に乗っていきましょう！


それから、CSの在り方について
批判する方がいますが、
選手たちは、ルールに従って「正々堂々」と戦っています。
勝負事は勝つしかない。
リーグ優勝チームにはアドバンテージもあり、
7戦あるわけだから
負けて文句を言うのは違うと思います。


そして海の向こうでは、ドジャースとアストロズでワールドシリーズが行われます。

ドジャースには、前田健太投手、
アストロズには、グリエルが所属。

ワールドシリーズでも、元広島vs元横浜という不思議な縁が…