私たちはどう生きるか [etc.]
新幹線という密室的な場所での殺傷事件。
航空機と違い、鉄道、バスには
金属探知機も手荷物検査も無いので
今回のようなことは、起こり得ると
幼い頃から思っていました。
一人で容疑者に立ち向かって亡くなられた
男性の勇気ある行動は、本当に立派です。
全く落ち度のない人、助けに入って犠牲になってしまった人、
事件や事故で、そのような人のことを知る度に、
もし自分がその場に居たらどうしただろうと、いつも考えます。
心情的には、もちろん助けたい。
でも、今の私には子どもという守らなければならない存在があり、
それでも自らの命をかけて、正義を貫けるだろうか…
最初に被害に遭われた女性たちも
体の傷のみならず、
事件に遭ったことの心のショック、
止めに入った男性が亡くなってしまったことで、
自責の念に駆られるかもしれませんし、
深く傷ついていると思います。
そして、事件現場にたまたま居合わせてしまった乗客の方々も
ショックは大きいでしょうし、
自分の取った行動を振り返り、悩む人もいるかもしれません。
あの時、その場に自分が居たら
どうしたら良かったのか。
自分は、傷つけられている人を見て、放っておけるのか、助けに入れるのか、
今も答えが出ません。
自分の信念や価値観に、
鋭いもので突きつけられているような気がしています。
2018-06-10 22:51
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