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いよいよ大阪で公開 [cinema]

映画『天心』、
本日から大阪・梅田ガーデンシネマさんで上映されます。

ぜひ、ごゆっくりご鑑賞ください。
くれぐれも、エンドロールで
お帰りになりませんように(笑)

石井竜也さんが、
この映画のために想いを込めて書き下ろした
主題歌『亜細亜の空』を
最後までお聴きになっていってくださいませ。


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何度見ても [cinema]



映画『天心』、劇場で観てきました。

何度見ても、同じシーン、場所で
涙が溢れてしまいます。

それは、竹中さんの演技だったり
天心の言葉だったり、
キタキさんの演技だったり、
中崎英也さんの音楽だったり、
五浦の風景だったり、
そして、『亜細亜の空』と
そこに協賛の御名前が流れる時など…

特に劇場で観て感じるのは
五浦の風景と音楽が
やはり印象強く残るなぁということ。

中崎さんのセンスが
やっぱり私は好きなのだと再認識。
何がどう好きと言葉では説明できないんですけど、
『天心』に関しては、
映画が重苦しく、堅苦しくならないような音楽で、
どなたでも観やすい感じになっている気がします。

そして、最後に『亜細亜』というもの、
天心のことをイメージさせてくれて、
重厚さ、上品さを感じさせてくれる
『亜細亜の空』が、映画をグッと引き締めてくれる。


『亜細亜の空』は、最後の最後ですが、
この主題歌までが本編、作品ですので、
最後までご鑑賞頂いて、
ぜひ、それぞれのシーンで流れる
中崎さんの劇中の音楽にも
少し意識しながら観てみたりすると、
より深く作品が自分の中に入ってくるような感じもして、
楽しめるかと思います。







   
















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今から [cinema]

何度目だろう(^_^;)
『天心』鑑賞。

今、10:30からの上映前ですが
劇場内に『亜細亜の空』が流れてます。

それと、初めて見る新たなポスターも
販売してる!

開場前から並んでいたお客様は
皆さん、天心を観に来られている
方でした。
嬉しいのとありがたい限りです。

作品は、観てくださる方がいて
意味を成すのだと思うので…。

シネマート新宿では、まだ上映中で
終了日は未定とのことですので、
ぜひ、劇場にお越しください。

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映画「天心」、東京初日 [cinema]

本日、お天気にも恵まれ、
映画「天心」、東京初日、
無事、公開致しました。

自治体、各企業さん、
そして市民の皆さんのお気持ちで
完成した作品です。

ジブリ作品や、テレビでたくさん宣伝してくれる作品のような
ヒット作品にはならないかもしれません。

でも、一時の流行りで終わる作品ではなく、
観ていただいた方の口コミで、
じわじわと広がっていき、
末永く観ていただけるような作品に
なれればいいのかなと思います。

監督、「亜細亜の空」を最後まで聴いて
いただくよう、
お話ししてくださいましたね。
良かった、良かった(^^)

日本美術について知らなくても
天心の言葉というのは
今、複雑なアジア情勢の中にある
私たち、日本人には
何かしら響いてくるかと思います。

男性も女性もあの時代を生きた人たちの覚悟というのも
映画から感じとって頂けるかと思いますので、
一度ならず、二度三度と
五浦の美しくも荒々しい一面もある
風景も楽しみながら
劇場でご覧いただけたらと思います。


それから、以前もお知らせしましたが
本日と明日、銀座一丁目にあります
茨城マルシェさんで、
北茨城のイベントが行われています。
明日も、あんこうの吊るし切りなど
行われるそうですので、
ぜひ、茨城マルシェさんにも
お立ち寄りください。






  




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映画「風立ちぬ」(ネタバレあり) [cinema]


一言で言うのは難しいですが、
構想から5年の月日を経て完成された作品ですから、
相当、考え抜かれているのだと思いますが、
描かれているのは、真っ直ぐさ。
描きたかったこと、伝えたいことがあったとしたら、
それは実はとてもシンプルなことなのではないかと感じました。

真っ直ぐに夢を追い続け、
愛する人を真っ直ぐに愛した。

最初に少年時代の二郎の目、眼差しに
惹き付けられて、
青年になっても生き生きとしたその目が印象的でした。

寝るときに、枕元にきちんと服を畳んで置くとか、
障子戸のきちんとした閉め方なども印象的で、
現代ではどのくらいの家庭でなされているでしょうか。
二郎や菜穂子のお家柄の良さがあるにしても
あの時代の良き部分も見えました。


それから、喫煙の場面に対し、
ある団体が苦言を呈しているというニュースを、
先程知りましたが、
はっきり言って、ナンセンスです。
子供に悪影響を与える?
全く、馬鹿馬鹿しい。

現代のお話ではありません。
当時を知らない私が言える立場ではありませんが、
あの当時のリアルな一場面を表しているに過ぎないのでは
ないでしょうか?

そして、結核の菜穂子の傍で
二郎がタバコを吸うシーンがよくないとか?
菜穂子の生きられる時間がもう長くないという大前提があり、
菜穂子は二郎と繋いだ手を離して欲しくない、
二郎は二郎で抱えている仕事の大きさ、その責任の重さは、
人並み以上で、
仕事中だからタバコを吸いたくなる。
もちろん菜穂子を気遣い、
一度、吸うことを躊躇う二郎に
それでも繋いだ手を離さないでと言う菜穂子の想い。
二人でいられる時間が短いと
知っている二人ゆえの
あのシーンだと思うのです。

それなのに、単に喫煙シーンだけを切り取って
けしからんなんて、ホント、浅はかです。



私は飛行機のことは全くわかりませんが、
飛行機が好きな人や詳しい人が見たら
より楽しめる部分も
あるでしょうね。

ひたむきに、真っ直ぐ生きた二郎や菜穂子たちの姿に、
私は号泣ではなく、じわっと涙が浮かび、ぽろっとこぼれました。



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映画「世界が食べられなくなる日」 [cinema]

 

参院選の前に、どうしても見ておかなければと
今日もアップリンクへ行ってきました。

ジャン=ポール・ジョー監督は、
遺伝子組み換えと原子力という二つのテクノロジーには
3つの共通点があると言っています。

・ 一度汚染されたら元に戻らない、
  取り返しがつかないということ

・ すでに世界中に存在しているということ

・ 汚染食物は体内に蓄積されてしまうということ

 

前半は、遺伝子組み換え作物(GM作物)に関する内容で
200匹のラットを使い、
ラットのエサに遺伝子組み換えトウモロコシを与えたグループ、
ラウンドアップ(農薬)を散布して栽培した
遺伝子組み換えトウモロコシを与えたグループ、
ラウンドアップを混ぜた水を与えたグループ、
非遺伝子組み換えトウモロコシとラウンドアップの
入っていない飲み水を与えたグループに分けて、
ラットの平均的な寿命といわれる2年以上の長期実験が
世界初、2009年、フランスで極秘で行なわれた様子も 映されていました。

非遺伝子組み換えトウモロコシと
ラウンドアップの入っていない飲み水を与えた
グループ以外のグループで 
ラットの体重の25%にもなる腫瘍ができたラットが出たり、
実験開始から13ヶ月目で、メスの10~30%に
乳がんが増加。
21ヶ月目でオスの腫瘍の数が3~4倍になったり、
メスの80%に乳腺腫瘍が発生しています。

この実験を行ったカーン大学のセラリーニ教授は
こう言っています。

「原爆も遺伝子組み換え技術も、開発したのは
世界の富の半分を支配する250の同じ企業グループです。
この体制が支配者を生み、民衆を犠牲にしてきたのです。
ノルマンディーでも広島でもそうでした。
現在は福島です。
遺伝子組み換え作物や原発を作る者の利益のために、
すべてが犠牲になるのです」

MIND from MINDのBBSでも
以前、遺伝子組み換え作物の問題が取り上げられましたが、
私たちは、何を大切にすべきか。
いのちより大切なものがあるのか、という
とても単純なことなのですが、
これがあまり考えられていないことが
非常に問題だと思っています。

世論調査(どこまで信憑性があるか疑問ですが)でも
原発問題やTPPより、経済のほうが関心が大きいと
されています。

でも、子どもでもわかるごく簡単なことで、
いくら経済的に豊かになっても、
飲むことのできる水、食べることのできる作物が
なくなってしまったら、人も動物も生きていけないのです。

遺伝子組み換えで作物が汚染され、
放射能で自然が汚染され、
それが世界中に広がれば、未来はどうなるか。
その答えは目に見えています。

 

映画の最後のほうに、
東電に対する抗議で自ら命を絶ってしまった
福島県の農家の男性の奥様が取材の中で、
こう言っています。

「これからは、私たちはもっと不便な生活でも
我慢しなくてはなりません。
さもなければ、世界の終りです。
日本だけの問題ではありません。
他のどこにも避難することはできないのです。
空と海で全ての国は繋がっています。
世界中が原子力に反対しなくてはなりません」

来週日曜、7月21日(日)は参院選があります。

自分一人が投票しても意味がない、
票を入れたい人(党)がいない、
面倒くさいなどの理由で、
20代、30代の投票率が40代以上の世代と比べて
低いそうですが、意思は示しましょう。

いろいろな不満があったり、変えてほしいと思っていても
思っているだけで行動に表さなければ、
それこそ意味がありません。

映画の中でも、ある女性が
「NOと言わないことは、YESと同じ」と言っています。

本当に大切な事が何なのか、
今、あらためて考える時なのではないでしょうか。

「世界が食べられなくなる日」というタイトルが
決して大げさなものではなく、
現実になりつつあることを映画で確認してみてください。

 

◆ 映画「世界が食べられなくなる日」


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映画 「ハーブ&ドロシー ふたりからの贈りもの」 [cinema]

昨日は久しぶりの晴天。
映画日和でした~。

ここんとこ お堅い作品ばかりだった
ので、
今回はのんびりと。

「ハーブ&ドロシー ふたりからの贈りもの」を鑑賞。

前作は、横浜美術館にご招待頂き、
美術館で鑑賞しました。

今回は全米50州の、選ばれた各州一つずつの美術館に、
ヴォーゲル夫妻が集めたコレクションの中から、
作品を50点ずつ、40点は紙の作品、
10点はオブジェや絵画を寄贈するという
50×50プロジェクトを中心とした
内容。

最初は、コレクションを分散させることに反対していた
ハーバートさん。
でも寄贈する膨大な数の作品を
一手に引き取れるところがないとわかり、
このプロジェクトは始まった。

夫妻が認めたアーティストの中にも
二人の全てのコレクションが
一つのアートであるとの考えから
このプロジェクトに反対し、
一時期、夫妻と疎遠になってしまった
アーティストもいた。

一方で、各地で自分の作品が展示され
多くの人の目に触れることを
喜ぶアーティストもいた。

夫妻のコレクションを見ていると
本当に多種多様。
でも、作家の知名度は一切関係なく、
好きなものを買っているだけという
二人の審美眼は、確か。

二人で、寄贈した美術館を巡る様子は
微笑ましかったのですが、
最後、ハーバートさんが亡くなり
まだ4週間というときに、
カメラの前にいるドロシーさんが
本当に寂しそうで、
コレクションを止め、ご自宅にあった
作品もナショナル・ギャラリーに
寄贈されて、
あんなに作品に埋もれていたお部屋が
壁が見えるほどすっきりしてしまい、
寂しく感じました。

最後の最後に、ハーバートさんが
お描きになった絵だけ
飾られているのが映し出されていて、
なんとも切なかったです。

この作品を見る前に、
別の作品を見にアップリンクに来た際に、
この作品をいつ見に来られるかわからなかったので、
前作のと合わせてパンフレットだけ
先に購入していました。
だいたいの内容も、
昨年、ハーバートさんが亡くなったことも、
知った上で見ましたが、
前作の、まだ車椅子もなく
お元気だった頃のハーバートさんの
映像もあったりして、
ずっといつも二人だった画が、
ドロシーさん一人になったとき、
涙が溢れてしまいました。

本当に素敵なご夫婦。

もし、お二人に伝えられるとしたら、

「たくさんのコレクションを見せてくださり、
ありがとうございました。
私も愉しかったです。」

そう、伝えたいです。


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映画「わすれない ふくしま」 [cinema]


アップリンクで上映中の
「わすれない ふくしま」を見てきました。

私はこの映画のタイトルに違和感を感じていました。
「わすれない」というのは当然のことで
私の中では「わすれる」とか「わすれない」ということではなく、
何も終わってもいないし、問題が解決した訳でもない、
事故から今も続いていることなので、
ちょっと違和感を感じるのです。

でも、監督さんなりの思いがあっての
このタイトルなのでしょう。

気になったのは、
当時、ニュースでも報じられた
相馬市で酪農を営んでいた方が、
原発事故後、
小屋の壁に遺書のようなものを残し
自殺してしまい、その男性のお宅に
亡くなられてまだ間もない時に
突然、訪問をしているところがありました。

亡くなられた男性のお姉さんが応対し、
取材を断っていますが、当然ではないでしょうか。

ジャーナリストであろうと、映画監督であろうと
取材される側の状況や気持ちを
考えなくてはいけない時ってあるのではないかと思うのです。

原発事故の被害に遭っているだけでも
様々なものを心に抱えているのに、
身内を自殺で亡くしたばかりの方に
何を聞くんでしょうか?

酪農仲間の方々や奥さんの知人にも取材しているのですが、
亡くなられた原因について、
こうだったんじゃないかと話されています。
オフレコならまだしも、映像に残ってしまって、
それが、今後、東電との裁判や賠償の交渉の際に、
不利に働くようなことにはならないかどうか、
気になってしまいました。

田舎の人(と言ったら失礼ですが、
分かりやすい表現で、あえて)は、人がいいので、
取材にも気さくに応じてくれることが
多いのかもしれませんが、
応じてくれることが当たり前なのではないと思います。
地元の方の人の良さに慣れてしまい、
相手の心にずかずかと入り込むことは、
違うと思っています。

テレビであろうと映画であろうと何であろうと、
どんなに自分の仕事を成し遂げたい
という思いがあったとしても、
人の心に踏み込んではいけない時や状況があることを
忘れてはいけないと、私は思います。

でも、この映画の中にも
テレビや新聞では伝えられない現実があります。
もし、ご自身で福島のことを
前より気に掛けなくなってしまったとお感じになる方は、
この映画をご覧になって、
あらためて福島のことを考える
きっかけにすることも良いかと思います。

◆ わすれない ふくしま




 


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アップリンク 「食べもの映画祭」 [cinema]

 

私的には、とてもタイムリーなテーマです。

先日、仕事上、日々感じている虚しさ
食べられるものの廃棄の問題を記事にしましたが、

アップリンクにて、
世界が食べられなくなる日」が
いよいよ来週から公開となり、
公開記念として、「食べもの」をテーマにした
ドキュメンタリーが公開されるとのことです。

見たくても見られなかった作品の再上映や、
水問題を考えさせられた「ブルーゴールド」の
上映もあります。

映画を通して、
私たちに身近な「食べもの」の問題を
考えてみませんか?

 

また、6/12(水)には、
核の傷:肥田舜太郎医師と内部被曝」の
マーク・プティジャン監督が
次回作「HiroshimaからFukushima
 肥田舜太郎医師95歳の肖像
」の撮影の為
来日されるとのことで、
トークイベント付き上映があるようです。
まだご覧になっていない方は、
この機会に映画の中の肥田先生のお話、
監督のお話をどうぞお聞きになってみてください。

 

◆ アップリンク

◆ 世界が食べられなくなる日

◆ 核の傷:肥田舜太郎医師と内部被曝

 


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「チェルノブイリの真実~追い続けた10年間、生命の映像記録~」 [cinema]

 

アップリンクにて、
4/24(水)19:00~
「チェルノブイリの真実~追い続けた10年間、
生命の映像記録~」の広河隆一さんトーク付上映

あります。

上映後に、広河さんのお話があります。
アップリンクのHPより予約可能です。
チェルノブイリの真実、福島の現実を
知っていらっしゃる広河さんのお話を伺える
貴重な場ですので、ぜひアップリンクにお越しください。


◆ チェルノブイリの真実~追い続けた10年間、
生命の映像記録~ 広河隆一トーク付き上映

 

DAYS JAPAN (デイズ ジャパン) 2013年 04月号 [雑誌]

DAYS JAPAN (デイズ ジャパン) 2013年 04月号 [雑誌]

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: デイズジャパン
  • 発売日: 2013/03/19
  • メディア: 雑誌

写真記録 チェルノブイリ消えた458の村

写真記録 チェルノブイリ消えた458の村

  • 作者: 広河 隆一
  • 出版社/メーカー: 日本図書センター
  • 発売日: 1999/06
  • メディア: 大型本

 


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